「あいちトリエンナーレ」補助金全額不交付問題について愛知県庁に現地調査

これ、マスメディア報道に載ったのかな~?
どうも、マスコミ取材にはクローズでの調査になったとあります。
なので、調査議員の報告をコピペしながら、記載。

調査は、「衆議院憲法審査会の野党メンバー」によるもの。
野党は、立憲民主党、国民民主党、日本共産党の3党、ということです。

自民党、公明党?
声かけたけど、来なかったということで。

調査の趣旨を山花議員(立民)は、
 あいちトリエンナーレへの補助金不交付について、文化庁は手続き上の問題だといっているが、結局、中身ではないか。私学助成でも中身の問題で、同じようなことが起こるかもしれない。今後の日本全体にもかかわる大問題。報道ベースだけでなく、実際に何が起きていたのかを調査するために訪問したと述べました。

大村愛知県知事は、後半参加し、以下のような内容のお話がありました。

➡2019年8月1日~10月14日の75日間のあいちトリエンナーレ、7月31日の内覧会を入れると4日で「表現の不自由展・その後」は中止になった。

➡「表現の不自由展・その後」は、106企画の1企画。
 国際現代美術展では、国内外の66組のアーティスト・団体の作品を展示。

➡電凸というのを初めて知った。ネットで共有し、いっせいに攻撃。京都アニメーションのこともあり、ガソリン携行缶というような脅迫があった。

(略)

◆愛知県当局、あいちトリエンナーレ実行委員会が説明(検証委員会「中間報告」に基づいて)

➡「表現の不自由展・その後」はじめ、すべて完全なかたちで閉幕した。67万人過去最高

➡あいちトリエンナーレ全体に占める「表現の不自由展・その後」の事業費は、420万円/総事業費12億4111万6000円の0.3%。国際現代美術展全体(20023㎡)の展示面積の0.83%。

➡(「表現の不自由展・その後」は公金ではないところから出すのか?)
県予算、チケット、個人・企業からの寄付などはあり、全体としてみるが、「表現の不自由展・その後」は民間からの協賛金を充当する予定。

➡(「会場の安全や事業の円滑な運営を脅かすような重大な事実を認識していたにも関わらず、文化庁に申告しなかった」と文化庁は言っているが、事実はどうだったのか?)
・4月11日、芸術監督から、キュレータチームに「表現の不自由展・その後」の出品候補リスト共有。キュレーター会議において、大浦氏の作品及び「平和の少女像」の展示について共有。
・6月12日、あいトリ実行委員会事務局から「表現の不自由展・その後」全体の展示案を会長(知事)へ提示。
・6月20日、会長(知事)が芸術監督と面談し、「少女像は何とかならないのか、やめてくれないか」、「少女像は、実物ではなく、パネルにならないのか」「写真撮影は禁止にできないか」と懸念を伝える。

➡️警備について
・5月8日、不自由展実行委員会、芸術監督、事務局で顔合わせを行い、事務局から懸念事項を伝え、不自由展実行委員会からは、2015年の不自由展開催時の警備に関する話を聞く。
・5月13日、不自由展実行委員会の岡本有佳氏から、改めて事務局のトリエンナーレ推進室長も交え警備対策について打ち合わせしたいと提案を受ける。
・5月22日、事務局が管轄警察署へ相談に行き、打ち合わせの結果を芸術監督と共有する。
・5月25日ごろ、警察のアドバイスを受け、展示会場に警備員を配置する具体的検討を開始する。

➡書くところがないのに、「会場の安全や事業の円滑な運営を脅かすような重大な事実を認識していたにも関わらず、文化庁に申告しなかった」と後から言われても・・・。

➡(愛知県と文化庁の接触について、8月4日と8月18日、8月19日があったと国会質問でも明らかになったが、文化庁の対応はどのようなものだったのか?)
・8月4日は、表現の不自由展・その後の準備はいつごろからしてきたのかや、電話、メール、FAX抗議の件数などを聞かれた。8月18日、19日も抗議の件数など聞かれ、8月16日に検証委員会があったので、検証委員会についても聞かれた。しかし、なぜ会場の安全や事業の円滑な運営を脅かすような重大な事実を認識していたにも関わらず、文化庁に申告しなかったのか、などは聞かれなかった。

➡(7月31日のセレモニーに文化庁が来賓として呼ばれていたのに、突然、キャンセルしたとの報道があるが、誰が参加して、何をする予定だったのか。理由はなんだったのか?)
・三木参事官が来て祝辞を述べる予定だったが、当日、「都合により行けなくなった」とキャンセル。祝電披露もやめてほしいと言われた。
内覧会の朝に平和の少女像についての記事が載り(東京新聞には7月31日付?)、抗議が始まった。

➡8月1日~8月31日までの抗議は、10379件。
 電話3936件、メール6050件、FAX393件。
 とりわけ電凸で、他の部署の電話も受けることができなくなってしまい県庁機能が麻痺。1人30~40分話した。職員名指しして脅迫的な発言もあった。
 その後、県庁に電話するとトリエンナーレとその他と選び、トリエンナーレ関係は10分で録音ありと対応した。


➡脅迫の主な内容
 ①ガソリン携行缶を持って館へおじゃまします。
↑8月6日に被害届を提出し、8月7日に容疑者が逮捕。
 ②愛知芸術文化センターへの放火予告のほか、愛知県内の小中学校、高校、幼稚園へのガソリン散布して着火する。
 ③愛知県庁等にサリンとガソリンをまき散らす。
 ④高性能な爆弾を仕掛けた。
 ⑤愛知県職員らを射殺する。

➡(「中間報告」p30に「政治的テーマだから『県立や市立の施設を会場としたい』という芸術監督と不自由展実行委員会のこだわりは。公立施設が想定する使用目的から逸脱している。トリエンナーレの性格に照らせば疑義がある。」とあるが、これはどういうことか。)

 公立美術館では、あるいは公金を使って政治性のある展示は行うべきではないのではないか、という点については、アートの専門家がアートの観点から決定した内容であれば、政治的な色彩があったとしても、公立美術館で、あるいは公金を使って行うことは認められる(キュレーションの自律性の尊重)。これは国公立大学の講義で、学問的な観点からである限り、政府の批判をすることに全く問題がないことと同じである。

➡「表現の不自由展・その後」全作品23作品のうち、天皇制や戦前の日本に関するものが3割、日韓関係に関するものが約2割を占めるなど、作品の内容は政治性が帯びているものは多い。しかし、現実の日本の政治や政党を直接的に批判、あるいは、礼讃するものはない。

➡大浦氏の作品は、自分の版画作品を焼いている。天皇を批判するものではない。

➡河村氏や菅官房長官などの発言については、中止の判断に直接的影響はなかったが、テレビやメディア等を通じた同氏らの対外的発言によって、電凸等が激化した可能性がある。まとめの部分でも「名古屋市長や作品を見ていない県外政治家の抗議が報道され、抗議が拡大」と書かれている。

(中略)

➡芸術監督の不適切な判断や行動に起因する今回のようなリスクを回避・軽減する仕組み(ガバナンス)があいちトリエンナーレ実行委員会及び県庁に用意されていなかった。
 芸術監督の上で会長(知事)は全体を掌握する立場にあるが、政治家であるため、日本国憲法第21条の表現の自由及び検閲禁止の規定に縛られ、展示内容については芸術監督にすべてを委ねざるを得ない立場にあった。

➡「中間報告」では、「条件が整い次第、すみやかに再開すべき」と結論づけた。警備や電凸対応を強化し、10月8日再開。人数制限をして、しっかり説明をして、しっかり観てもらう。大浦氏の作品も20分全部みてもらう。写真は撮ってもいいが、SNSに掲載しないように誓約書を書いてもらった。

➡今後は、あいちトリエンナーレの運営体制を抜本的に見直す方向。アーツカウンシル(行政と距離を置いた専門家らによる第三者機関)を設け、専門的な見地から議論していく。

…これでも、元の報告の6割ぐらいの文面。
読んでから、文句言えって感じです。

1つだけ言うと、「天皇陛下を焼いている」という批判、河村名古屋市長はツイッターで再三言ってる主張。以下の一文、

大浦氏の作品は、自分の版画作品を焼いている。天皇を批判するものではない

一宮出身のパーソナリティー、つボイノリオさんも2回は自分の番組で、上のように解説しています。

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